高校生のAさんは、この春からヴァイオリン演奏のために理論と和声を習いに来ています。
ヴァイオリンでは、コンクールにも出演しています。
まず「指をきたえる」レベル1で音階の5音のポジションを確認しました。
メジャーとマイナーの和音について復習しました。レベル1「音楽のべんきょう」
レベル2 「ドリルブック」でダイヤトニックコードについて学び
レベル2「ピアノレッスン」で借用和音について習いました。
前回のレッスンで弾いたドリアンモードの曲をマイナーにして弾いてみました。
ドリアンモードとマイナーの違いを感じるためです。
レベル1 「音楽のべんきょう」
レベル2 「ピアノレッスン」でフリジアンモードの曲を弾き、フリジアンモードと他の全てのモードについての基礎的な所を学びました。
最後に倚音(いおん)と刺繍音、それにカデンツについての質問を受けました。
倚音については、レベル2 「音楽のべんきょう」を弾きながら説明しました。
今回のコンクールの課題曲に、これらが全て含まれています。
これらの理論と和声を理解して、ヴァイオリンのレッスンをより充実させてください。
ベース・ピアノ教育シリーズのテキストには、演奏に必要な理論と和声が全てわかりやすい形で出揃っています。
ペース・メソッドによる
金子ピアノ教室@樟葉追記:
ペース・ピアノ教育シリーズのテキストをレベル1からページを追って学習するのが本筋ですが、ある程度音楽的背景や知識があり何らかの楽器の演奏がかなり進んでいる場合は、このようにピックアップしてレッスンすることも可能です。
Aさんもこうして学んでいるうちに、全てのページを早いペースでマスターすることが出来ることでしょう。
現在は、レベル1「指をきたえる」「音楽のべんきょう」、レベル2「ピアノレッスン」「ドリルブック」を購入し学習を進めています。
1回60分、月に2回のレッスンをしています。
今回の記事の内容は、6月5日のレッスン内容です。
他の楽器を専門的に学習している方々にも、このテキストを活用してほしいと思います。
ピアノを習っている方々には、是非使ってほしいバイブルだと思います。
☆新しいテキストの在庫を持ち合わせていなかったので、一部のテキスト資料がアメリカ版で英語表示になっています事、お詫び申し上げます。
国内版は、全て音楽之友社から出版されています。