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プロフィール

金子英美

Author:金子英美
枚方市楠葉丘で小さな個人の
ピアノ教室をしています。

我が子も、ペース・メソッドの
レッスンで自分で教えました。
成人した今も
音楽を愛好しています。

皆さんも、ピアノレッスン
始めてみませんか?
「ピアノを弾くと、心安らぐ・・・」
きっと、そう思えるようになります。

ペース・メソッド研究会
     指導スタッフ
ペース・メソッド
    大阪中央研究会代表
ペース・メソッド
    京都研究会代表

いつも仲間の先生方と
音楽やピアノ指導法について
勉強しています。

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3月12日夜の事 K君のメール
🌷こんばんは。
レッスンですが、今週の水曜日から再開できますでしょうか?

承知致しました。
14日水曜日、◯時にお待ちしています。

3月13日T君のメール
🌸 18日に行く予定でしたが◯◯日のいつでも良いので変更できないでしょうか?

ご連絡、ありがとうございます。
それでは、◯日◯曜日、◯時~でお待ちしています。

…とこんな感じのメールでのやり取り

🌷社会人のK君…?…もう、「さん」と言わなきゃね。下の名前で呼んだりするのは私くらいかも…彼は、連絡ミスが全くありません。電車や学校や仕事の都合で遅れる時、変更が必要な時は、中学生の頃はお母様経由で、それ以後は自分の携帯から、必ずきっちり連絡をくれました。それは、当たり前のことなんですけどね!
信頼の置ける存在!
人って、そういう所で仕事を任せられるかどうか、見られていますよね。
K君は今日、ピアノを楽しむ会終了後、初めてのレッスンでした。

🌸T君は、今春から高校生です。
昨年12月から、学校からの研修に長期間参加した為、ピアノはお休みしていました。
彼もまた、今週から復活で嬉しい限りです。

💐受験で休んでいた、6年生のK君とA君!
A君は、1月末から復活!ピアノを楽しむ会でも裏方のお手伝いで大活躍!

K君は、一昨日の日曜日からの復活です。
入試を終えると、何故かみんな弾けるようになっている。K君も手の構えが良くなり、指先が以前より器用になったと感じました。

中学生以上の大人のレッスンは、こんな感じでいいのです。
仕事や勉強やスポーツの合間に、ピアノと共に過ごす時間を上手に取り入れてください。

それが続いていくと、きっとピアノが一生の宝物になるはずです。

小学生だけれど、ワンレッスン制を選択する場合もあります。遠方から来てくださっているYさんの姉弟です。

それに小学生のH君も4月からワンレッスン制に変わります。Yさんの弟さんと組める事になり、ラッキーでしたね。

みんなみんな、これからが楽しみです。

ペース・メソッドによる金子ピアノ教室@樟葉

追記
こんなにピアノを続けていけるのは、それを応援し奏でる音楽に耳を傾けてくれるご家族の皆様のおかげですね。そして、小学生のうちに、音楽の楽しさと基礎をしっかりと身につけているからですね。
そろそろ既に入室されている生徒さん方のスケジュールも決まってきたので、お待ちくださっている方々にお返事させて頂きますね。ピアノのお稽古には、色々な意味で、ゆとりと遊び心が大切なんです。レッスンもギュー詰では続けていけませんからね。
🎶ピアノ歴3年のK氏

今年のお正月に人生初の発表会で弾いたのは、この曲

2度目の発表会は、今年の8月
同じくモーツァルト作曲ピアノソナタK.331第1楽章のマイナーのバリエーション

買い求めた楽譜は、ヘンレ版のモーツァルトピアノソナタ
「これは、音大に行く位に専門的に習っている人が買う本ですよ」…と楽器店の人に言われたとか…

音大に行くわけではないけれど、専門的に勉強している人よりもむしろ音楽には詳しいかもしれない!

今日もモーツァルト「魔笛」から始まってワーグナーに至るまでのお話を私の方が教えて頂いた。

そんなK氏の奏でる音楽は、人々の心を魅了する。

それは、これまでの人生経験から来る音楽解釈の深さでしょう。


🎶ピアノ歴8年のT君
今弾いているのはショパン

ペダルを上手く使える様になる為にと選曲。
そして、T君もこの曲を気に入ってくれた…それは、つい4カ月前の事!

先日のレッスンで、来るなり弾き始めたのがベートーヴェン作曲ピアノソナタ第8番「悲愴」の第1楽章のメロディー

「えっ…それ<悲愴>じゃない⁈
どうしたの?」…と私

「そうなん?」…とT君
何となく浮かんできて弾いたらしい…

「えっ今、その気分?
弾いてみる?」…と私

1ページ目を弾いて聴いてもらうと…


「これだけでも感動する」…とT君

「それなら、これも同時進行で見ていこうか?」

…と言うことで、今日から「悲愴」も手掛けることになりました。

「あーやっぱり難解!」
「3楽章は?」
「うーん昭和って感じ!」
「えっ昭和?…これが昭和かぁ~、どんな所が昭和なんだろう⁉︎…そう言えばそうかなぁ~…」

…としばし思い出しては考えていた私でした。

1年前にベートーヴェンのソナタアルバムを購入した時には、「悲愴」を聴いて恐れ?…を感じていたT君(確か、お母様からその様に聞いたような…)

それが、今はこれを弾いてみたいと!

4ヶ月前は、ショパンのワルツがピッタリと心に響いたのに…

今は「悲愴」に魅力を感じる…

数ヶ月間、日常生活での経験による心の変化

子供の成長は、半年、1年で大きく変わるものですね。

音楽は人生経験と共にある。

通って来てくれる皆さんの成長に合わせて、心にフィットする音楽を提供していきたいと思います。

それには、弾きたいと思った時に技術的に弾ける…理論がわかる…ように幼少の時から遠い将来を見つめてレッスンしていきたいものですね。

K氏は、ペース・メソッド レベル1を一回り終え、再度学習中
T君は、レベル3が後少しで終わるところです。

ペース・メソッドによる金子ピアノ教室@樟葉

追記
K氏は、ピアノを習う前からずっと様々なジャンルの音楽に親しんでおられました。学生時代に音楽を聴いて衝撃を受けることが多くあったそうです。
その様なバックグラウンドがあってのモーツァルトピアノソナタの演奏に至ったのだと思います。

またT君のお母様は、T君が小学1年生でピアノを習い始めてからずっと、的確な対応をして協力して下さいました。
仕事を持ちながらの家事と育児であるにも関わらず、抜かりのない対応、オリエンテーションでの率直な意見交換と質問で環境作りは良好でした。
それが今に実を結んだのだと思います。
指導者の意見を全て実行するのではなく、自分の生活の中で出来る事と出来ない事を見極め、それを指導者に伝え協力していく姿勢にとても好感が持てます。

お忙しい方々も是非、しっかりとした自覚を持ってお子様がピアノを続けるための環境作りをマイペースでして頂ければと思います。

美しき光景

暑い暑い一日…
あ~うだるよう~と言って入ってきたかと思いきや…
一瞬にして気分一転!
集中してピアノに向かう青年の姿は…
何と美しき光景なのでしょう~

(2017年7月12日仕事帰りのN君)
ペース・メソッドによる金子ピアノ教室@樟葉

ピアノ歴2年

Kさんは、ピアノ歴2年
永らく務められたお仕事も一段落を迎え、また新たなスタートを切ったと同時に長年の夢であったピアノを始められたのです。

そして、昨年9月にウインターコンサートの日程が決まった時点で出演をお誘いし、モーツアルト作曲ピアノソナタ K331 第1楽章より「テーマ」を見事弾き上げました。Kさんにとっては、生まれて初めてのステージ!素晴らしい出来栄えでした
柏原1

普段のレッスンは、こんなテキストを使っています。
柏原ペース
ペース・ピアノ教育シリーズ レベルⅡの4冊です。
レベルⅠは、「ピアノレッスン」「指をきたえる」「音楽のべんきょう」の3冊を、きっちり終了しました。

併用曲集はこれです。
オーソドックスな基礎教材「ヤマハ オルガンピアノの本2」
柏原テキスト

これらの基礎練習をバッチリこなしておけば、モーツアルトのこのような曲も理解しやすく本格的な観点でのお話にも十分対応できて、素敵な弾き方が出来るのです。

今回はKさんの弾き方や音色が素晴らしかったので、K331のファンが増えました。
皆さん「いい曲だ~!いい曲だ~・・・」と言ってくださり

Kさんも既に次の曲を決めて練習を始めています。

また、8月の発表会で、聴いてくださる皆さんに音楽の感動をプレゼントしてあげてくださいね

ペース・メソッドによる金子ピアノ教室@樟葉

追記:
なぜ、全く初めての大人の方がピアノ歴2年で、モーツアルトのピアノソナタを「テーマ」だけではありますが、初めての発表会で弾くことが出来るのか・・・それはKさんが音楽好きである事が一番なのですが、このK331が10度の平行進行とⅠ・Ⅳ・Ⅴ7などの基礎的な和音でできているからです。
これらのことは、ペース・ピアノ教育シリーズのレベルⅠで、繰り返し繰り返し何度も習っているからです。
そして、それらを使った小さな曲が、ヤマハオルガンピアノの本には数多く出ています。
どちらも素晴らしいテキストで、オルガンピアノの本は50年以上出版され続けています。
ペース・ピアノ教育シリーズもまた同じ(日本での出版歴は30年余り、それ以前はアメリカでの出版)
弾きたい曲を弾く前に、皆さんこれらの基礎的テキストで本当の実力を確実につけていきましょう。
参考までに、Kさんのレッスン時間は今までずっと1週間に1度、1回のレッスン時間は30分です。
集中すれば、タッタカタッタカ♪・・・たくさんのことが学べます。

そうそう、ペース・メソッドに慣れている者にとっては忘れそうな位当たり前のことなのですが、これは全調メソッドで、沢山シャープやフラットがついても弾きこなせるように学んでいるので、それでイ長調というシャープ3個の弾きにくさもラクに対応出来て弾けてしまったのです。
オルガンピアノの本は殆どが白鍵だけで弾ける曲なので、必ず他の幾つかの調に移調して弾いてもらうことにしています。
黒鍵なんて怖くない!
そんな生徒が育ちます。

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